古川電工のFITELnetではフレッツ・v6オプションのネームを利用したL2VPNが張れるっぽいのでSEILも頑張って

IIJのSEIL/X1の動きを色々調べている中で、たまたま古川電工のFITELnet F200というルータ*1を見つけた。
2010年2月に発売*2された製品で、定価で125,000円。
ぷらっとオンラインのIPv6割だと10万ちょい。*3
このルータの設定例に、興味深い記載があった。

NGNIPv6)網内でのIPsec接続をする設定
http://www.furukawa.co.jp/fitelnet/product/f200/setting/detail/square_next_ipv6_ipsec.html

本設定例を利用するには、フレッツ・v6オプションでネームの登録が必要です。

しれっと素晴らしいことが書いてある。
もちろんL2TPv3も張れる。

拠点間を L2TPv3 機能で接続する
http://www.furukawa.co.jp/fitelnet/product/f200/setting/detail/l2tpv3.html

FITELnetだと、こう書けるらしいので上手くやればフレッツ・v6オプションだけでネームを利用して恒久的なL2VPNが組めるんじゃないかな?
検証してみたいなあ。

Router(config-isakmp)# peer-identity address xxxxxxx.aoi.flets-east.jp

2012年7月発売のFITELnet F60*4でもいけそう。(L2TPv3は"エンハンス予定"ってなってるけど *5 これは別途有償のオプションってこと?)
定価74,800円。
最安値だと税込58,000弱。

SEILの方がコマンドの書式が取っ付きやすい気がするけど、VPN設定時にフレッツ・v6オプションのネームの利用は現状できない。
すごくニーズがある*6と思うので期待しております…。