フレッツ光からドコモ光への転用申込から完了までの流れと注意点

フレッツ光メンバーズクラブのポイントを使い切る

転用が完了するとポイントが消滅するため、事前にNTT東日本の利用料金に充当するなどしてポイントを使い切っておく。

NTT東日本での手続き

こちら(https://flets.com/tenyou/)のサイトより、転用に必要な「転用承諾番号」を取得する。
携帯電話のナンバーポータビリティにおけるMNP予約番号のようなものであるが、若干扱いは異なる(後述)。
取得に必要な情報は

である。

NTTドコモへの申込

WEB上(ドコモオンライン)でもドコモ光の申込は可能(https://www.nttdocomo.co.jp/hikari/application/index.html)であるが、近くのドコモショップで申し込むと契約事務手数料3000円程度のキャッシュバックが受けられることがあるようだ。

工事日の決定

2015年3月現在ではドコモ光の受け付けは非常に混雑・混乱しており、筆者は3/10にドコモショップで転用を申し込んだが、1週間待っても工事日の連絡は無かった。
「セット割」の適用は開通日ベースで計算されるため、あまり工事が遅れるのも悲しい。また、NTT東日本から発行された転用承諾番号の有効期限は14日間である。
ドコモ側の手続きが期限までに完了しない場合は、転用承諾番号の再取得が必要となる。
そこでこちらからドコモ携帯電話で151→7でドコモ光担当に相談。その場で担当者が工事日を決定してくれた。
その際、「フレッツ光」の設置住所にはマンション名を含んでいたが、ドコモ携帯電話回線の契約者住所にはマンション名を含んでいない(免許証にマンション名が記載されていなかったためと思われる)ので、契約者住所にマンション名を含めるよう修正してもよいか、との要望があった。
これからドコモ光を契約する方は、申込前にMy docomoにて住所を修正しておくとスムーズに手続きが進むかもしれない。

工事日

工事日には少なくとも利用している限り切替が実施されたことを確認できない。
従来のフレッツ光で利用していた「フレッツ光メンバーズクラブ」は「転用日をもって、フレッツ光メンバーズクラブで提供している各種コンテンツおよびメンバーズクラブポイントがご利用いただけなくなります。」とあったが、工事日の21時現在ではまだログイン可能である。
■3/27 追記■ 工事日の翌日にフレッツメンバーズクラブへのログインを試みたところ、「Bフレッツフレッツ光ネクスト間における変更や解約などにより、お客様のご利用回線が確認できません。」と表示されるようになった。フレッツメンバーズクラブへログインできなくなる=NTT東日本側ではドコモ光への転用が問題なく完了した、と考えて良さそうだ。

書面

工事日当日にNTTドコモから下記の封筒で「開通のご案内」が到着した。

封筒の裏面に「工事実施前のお申込み内容変更について…工事日の変更、設置住所の変更、お申込み内容の取り消しについては、ドコモ光サービスセンターにてお手続きします」と記載があるが、工事日に書面が到着するのでは若干遅いのではないかと思われる(ちなみに前日時点で書面が到着していなかっため、151に確認の電話を入れたところ、前日に発送となったようだった)
「開通のご案内」には、契約者名、利用場所住所、お客様ID(CAF)、アクセスキー が記載してある。書面のフォーマットもフレッツ光の「開通のご案内」そのままでロゴが違うだけのようだ。
お客様IDとアクセスキーはフレッツ光の時に発行されていたものと同一である。
裏面に「お申込み日」が記載されているが、これは筆者がドコモショップで転用を申し込んだ日付ではなく、こちらから151に電話して工事日を確定してもらった日付となっている。
よってドコモショップやドコモオンラインでドコモ光を申込みしたが、工事日の連絡が無い、という方は、少なくとも転用承諾番号の期限が切れる数日前には151へ確認の電話を入れた方が良いと思う。放置しておくと転用承諾番号の有効期限が切れ、NTTから取り直すよう依頼され…というケースがあるようだ。


https://twitter.com/omega_type/status/580612454234890240:twitter:detail:left

なお、気になったので確認したところ、工事日自体は転用承諾番号の有効期限経過後となっても問題ない、との回答をドコモのオペレータから頂いた。

転用後の所感

ドコモ光はフレッツ光と同一のNGN網を使用し、無派遣転用の場合はフレッツ光で利用していたONU一体型のHGW(ホームゲートウェイ)(当方ではPR-500KI)も交換されない。
また、NTT東日本の案内にあるように、光コラボレーションモデルでサービス事業者のサービスに既設フレッツ光回線を転用しても、当該回線のCAFは変更されない。
当方ではIIJmio FiberAccess/NFにてDS-Lite(IPv4 over IPv6)を使用しているが、問題なく継続利用できる。
IIJが光コラボレーションモデルを用いて提供している「IIJmioひかり」では、IPoE方式によるIPv6接続、DS-LiteによるIPv4接続は現在対応検討中となっている*1ため利用できない)
払い出されるIPv6アドレスのprefixも/64のままである(prefix自体の変更も発生しなかった)。
簡単に考えるとフレッツ光の請求元がNTT東日本からNTTドコモに変わっただけである。
ほんまに切替完了しているのか?
Twitterではちょこちょこトラぶっている方をお見かけするので不安である。


https://twitter.com/i_masamiya_20/status/575952738585948160:twitter:detail:left
https://twitter.com/i_masamiya_20/status/579948155275366400:twitter:detail:left
https://twitter.com/i_masamiya_20/status/580009875586949120:twitter:detail:left


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ドコモの利用料金内訳は翌日には通常反映されるため、問題なければ明日の利用料金内訳に「ドコモ光」「セット割」がそれぞれ登場するのであろう(明日確認してみます)。

4/4追記
ドコモ公式サポートのtweetによれば「ドコモ光パックの料金は請求額が確定した後から閲覧が可能となります。「ご利用料金の確認サイト」では、毎月10日頃に請求額が確定いたしますので、3月利用分は4月10日以降にご確認いただくようお願いいたします。」とのこと。