フレッツ光ネクストをドコモ光へ転用したので、ドコモ光・各種割引の複雑なプランと、転用における注意点をまとめてみた

NTT東日本/西日本が提供しているフレッツ光等を他事業者に卸提供する「光コラボレーションモデル」が2015年2月1日より提供開始されたのを受け*1NTTドコモは「ドコモ光」の提供を2015年3月1日より開始した*2

既にフレッツ光を利用している場合は、にねん割の解約金を生じず*3にドコモ光に切り替える(転用)ことが可能であるので、実際にやってみた。
年度末の新たなサービス開始ということもあり、ドコモ光の申込・開通にはかなりの混乱が見られるようだ。
なお、今回転用したフレッツ光ネクスト回線の契約は「フレッツ 光ネクスト マンション・ギガラインタイプ」、転用後のドコモ光の契約は「ドコモ光 マンション・単独タイプ」である。

サービス概要

「ドコモ光」は、ドコモ携帯電話の「シェアパック」と合わせ、「ドコモ光パック」として利用することとなる。*4
サービスプランが複雑であるため、ドコモのスタッフですら正しく内容を理解していないケースが見られたが、わかりずらい点を抜粋すると下記の通り。

MNP/新規契約で「光★スマホ割」*5の適用を受けるための条件は「ドコモ光」の同時加入ではない

ドコモショップのスタッフや、サポートセンタ(151)のオペレータも多く勘違いをしており「『光★スマホ割』を適用するためには携帯回線の契約と同時に「ドコモ光」を申し込む必要がある」という回答を頂くことが多かったが、これは誤りである。
MNP/新規契約で「光★スマホ割」の適用を受けたい場合は「光シェアグループ」への契約時の加入が必要であるが、「ドコモ光」自体をドコモ携帯電話回線との同時申込み(=「光シェアグループ」の作成)することは必須条件ではない。
つまり、事前に既設のドコモ携帯電話回線にて「ドコモ光」を申込(≠開通。申込のみでよい)しており、当該携帯電話回線が「光シェアグループ」を構成している場合は、この光シェアグループに2015年2月16日〜2016年3月31日まで新規/MNP契約と同時に加入したドコモ携帯電話回線は「光★スマホ割」の適用対象となる(加入月は日割、+11か月間)。
実際に、ドコモ光への転用申込を終えて開通までの間にMNPで新たにドコモ携帯電話回線を契約したが、当該回線のMy docomoの当月の未確定の利用料金には「光★スマホ割」が契約日からの日割りで適用されていた。

ドコモ光の契約はシェアグループ代表回線に紐づけなくともよい

シェアパックを契約している場合、シェアグループ内で1回線以上がドコモ光をセットでご契約していれば、ドコモ光パックが適用される。
ドコモ光の契約者とシェアグループ代表回線の契約者が同一である必要はない。
シェアパックの子回線がドコモ光を契約していても、当該シェアグループはドコモ光パック(ドコモ光+パケットパック)となり、セット割が適用される。
フレッツ光からドコモ光への転用においては、フレッツ光の契約者名義とドコモの契約者名義が一致している必要があるが、例えば妻の回線をシェアグループ代表にしつつ、夫名義のフレッツ光をドコモ光に転用してシェアグループの子回線として運用し、全体としてドコモ光パック及びセット割の適用を受けることが可能である。
ドコモ光の契約は契約した回線に基本的には固定されるが、シェアグループ代表回線の組換は自由に行えるので、最もドコモ契約年数が長い回線をシェアグループ代表にした方が「ずっとドコモ割」の割引額が多くなりお得である。
なお、シェアグループ代表回線を変更した場合、「ずっとドコモ割」等の判定および料金は月末のシェアグループ構成を元に計算される。シェアグループ代表回線を組み替えても、元の代表回線・新たな代表回線の両方にシェアパックの料金が発生したりはしない。

ドコモ光パックのセット割の割引は「シェアパック分割請求オプション」を申し込んでいても適用される

「シェアパック分割請求オプション」を申し込んだ場合、「シェアパック定額料」「ずっとドコモ割の割引額」「シェアオプション定額料」「スピードモード利用料」「1GB追加オプション利用料」に加え、ドコモ光パックの「セット割の割引額」も分割の対象料金となるため、セット割の割引後の料金が各回線に分割される。
但し、「ドコモ光」自体の月額料金については「シェアパック分割請求オプション」の対象外料金であるため、これをシェアグループ内の回線で分割することはできない。

「光★スマホ割」と「月々サポート」の重畳適用時は、「光★スマホ割」の割引が先に適用される

シェアグループ子回線において「光★スマホ割」と「月々サポート」が重畳適用されている場合、まず「光★スマホ割」の割引が適用されたのちに「月々サポート」の割引が適用される。
仮にシェアグループ子回線の「月々サポート」が余った際は、シェアグループ代表回線の割引対象料金に適用される。

開通月の料金

「ドコモ光」の開通月の「ドコモ光」「フレッツ光」の料金はそれぞれ日割りとなる。
また「セット割」の適用についても「ドコモ光」の開通日からの日割り適用となる。

単独タイプはプロバイダ契約を含まないので、利用中のプロバイダがそのまま使える

当方ではIIJmio FiberAccess/NFを継続利用することとした。無派遣工事の転用であり、品目変更も無いためIIJmioへの連絡は行っていない。
ドコモの担当者に何度かプロバイダを聞かれたが、毎回「あいあいじぇぃ?」と怪訝な顔をされたのが面白かった(IIJ筆頭株主NTTグループである)。

→ 続き フレッツ光からドコモ光への転用申込から完了までの流れと注意点 - pirosapの備忘録